2024年11月22日（土）、パンダ語学学校が在校生向けに企画した「玉仏禅寺文化体験半日ツアー」が無事に実施されました。十数名の生徒たちは、忙しい学業と都会の喧騒をひととき離れ、江寧路駅に集合。静かな期待を胸に、都会の中心にひっそりと佇む安らぎの空間——玉仏禅寺へと足を運びました。

中国語・英語・日本語の三ヶ国語で対応可能なシニア講師、沈培杲先生の案内で、この短くも深い時間が始まりました。山門をくぐると、街の喧噪は遠のいていきます。目の前にそびえる雄大な大雄宝殿と、輝きを放つ二つの玉仏殿。沈先生は、寺院の歴史や建築の美しさを解説するだけでなく、仏教文化に込められた知恵や哲学を分かりやすい言葉で共有してくださいました。生徒たちは静かに耳を傾け、厳かで慈悲深い玉仏を仰ぎ見ました。立ち上る香りの煙と響き渡る鐘の音の中、多くの参加者の顔には平穏と集中の表情が浮かび、中国文化が持つ重厚で静寂な精神的核に、直接触れたかのようでした。

見学の後は、玉仏寺で精進料理を体験しました。あっさりと上品な一杯の麺は、味覚を楽しむとともに、仏教の食事哲学である「簡素と感謝」の実践の場となりました。食事をしながら、生徒たちは午前中の気づきを中国語で語り合い、笑い声と感動的な気づきが温かな昼食時間を彩りました。

ツアーの最後には、素敵なサプライズが待っていました。パンダ語学学校が心を込めて準備した、密宗の六字真言が刻まれた純銅のペンダントを、参加者お一人おひとりにお渡ししました。平安と吉祥を意味するこの贈り物を受け取ったとき、皆さんの間に喜びと感動が広がりました。これは単なる無料の外出ではなく、パンダ語学学校からの心のこもった配慮にあふれる贈り物でした。

短い時間ではありましたが、この半日ツアーは深い意義に満ちたものでした。それは通常の言語教室を超え、心に直接響く文化への没入体験となりました。生徒たちが持ち帰ったのは、新たな知識と縁起物だけではなく、静寂、つながり、そして純粋な喜びに満ちたかけがえのない記憶です。パンダ語学学校は「教育に精通する」という約束を超え、生徒の皆さんが中国語と中国文化の深遠なる世界を探求する際の、温かな道しるべであり続けます。

パンダ語学学校では、全てのイベントは無料で提供されています！